マカヒキと歩んできた5年間

2021年京都大賞典　マカヒキ優勝

2021年10月10日京都大賞典

勝ったのは5年ぶりの勝利となったマカヒキ✨✨✨

マカヒキを応援し続けてきた私にとっては

夢のような、なんとも言えない感情でいっぱいで

ただただ感動の日となりました😭😭😭😭😭

今まで感動をもらったレースはたくさんありましたが

これほどまでに、感動したレースはありませんでした。

今回は、そんな私がマカヒキと歩んできた5年を振り返るだけの内容です。

よかったら、お付き合いください。

マカヒキとの出会い

マカヒキとの出会いは

2016年3月の『報知杯弥生賞』

それまで、メインレースしかレースを見ていなかった私は

その時初めて『マカヒキ』という存在を知りました。

その時はただただ

「どの馬が勝つか？」という目線だけで予想して、

競馬を観ていただけでした。

じっくりと競馬新聞を眺め

マカヒキ

リオンディーズ（G1朝日杯馬）

エアスピネル

この3頭の中ですご～く悩んでいました。

悩みに悩み

本命にしたのがマカヒキ。

いざレースが始まると

マカヒキは後方・・・

マカヒキ大丈夫なんかな・・・

と不安に思っていた気持ちを吹き飛ばすかのように

後方から一気にまくり上げる末脚に

一気に私のハートはつかまれました💘

すごい！末脚！！

この時から

（この世代の）私の押し馬は

マカヒキとなりました。

ダービー馬となったマカヒキ

その後の皐月賞も本命にしていましたが

残念ながら2着😭

（1着：ディーマジェスティ、3着：サトノダイヤモンド）

次こそは！と

ダービーもマカヒキを応援！！

すると応援が届いたのか

見事！マカヒキが2016年ダービー馬になってくれました😭

しかも、鞍上はダービー初制覇の川田将雅騎手

川田騎手も涙、涙で本当に感動的でしたが

なんといってもマカヒキがダービー馬になってくれたことに感動✨✨✨😭

そんな感動ののち、しばらくすると

なんと、まだ3歳のマカヒキが

フランスG1凱旋門に行くことが決定した。

3歳で凱旋門賞に

それまで凱旋門賞で好走していた

ディープインパクト、オルフェーヴルは4歳で凱旋門賞に出走したが

いずれも、2着、３着（降着）と惜敗・・・💦

マカヒキはディープインパクトの子どもとあって

期待が大きいのは分かるが

3歳で凱旋門賞？？と思った。

でも、日本陣営は3歳馬のほうが勝算があるという判断なのかな～とも。

そして、秋、マカヒキはフランスの凱旋門賞へ旅立った🛫

3歳での日本馬の凱旋門出走とあって

一層、マカヒキに頑張ってほしい思いが募った。

マカヒキは凱旋門賞の前哨戦のフォア賞に見事勝利✨✨

さらに、凱旋門賞の期待が高まった。

そして、凱旋門賞当日。

私をはじめ、日本人ファンは夜11時という遅い時間であったが

TVにくぎづけ。

日本人ファン全員がマカヒキに期待✨✨✨

固唾をのんで見守るレース

頑張れマカヒキ！！

・・・しかし、マカヒキは失速・・・

凱旋門賞の馬場が合わず14着に惨敗。

ここからマカヒキの連敗が始まることになった・・・

古馬となったマカヒキ

帰国後、古馬となったマカヒキの初戦は京都記念

結果は3着だったが叩きとしてはまずまず。

そして迎えた2戦目はG1大阪杯✨✨✨

2017年大阪杯は私も一人競馬場デビュー2戦目。

どうしても、帰国後のマカヒキの雄姿を見たくて、応援したくて

阪神競馬場にやってきた。

その日の強敵はキタサンブラック・・・

マカヒキは2番人気

しかし、マカヒキは大外枠の14番

結果は4着・・・（1着：キタサンブラック）

あー・・・枠がもうちょっと内だったら・・・

と悔やまれた。

今回は枠が不利だっただけで

きっと次は勝てる！と信じた。

そして、秋初戦の毎日王冠は6着に終わるが

これも距離がたりないし、距離がのびる天皇賞秋、ジャパンCなら！と

勝利を信じた。

しかし、天皇賞秋はまれにみる悪天候の不良馬場。

残念ながらマカヒキの末脚が活かされることなく5着・・・

そして迎えたジャパンC

今度こそ良馬場で勝てる！

と信じたものの、マカヒキは4着・・・

ジャパンCのレース後、マカヒキの骨折が判明した😰

・・・骨折してたのか・・・

なのに4着なんて頑張ったよ～😭

骨折さえ治ったら、今度こそ勝てる！

と、マカヒキの復帰を待った。

マカヒキ5歳

そして9か月・・・

マカヒキの復帰をずー－－－と待っていた。

復帰初戦は2018年の札幌記念となった。

札幌記念、TVの真ん前に座り

久しぶりに見るパドックのマカヒキの姿に

感極まって涙が出てきた・・・😢

悠々とパドックを歩くマカヒキ。

うんうん、調子いいよ。落ち着いてる。

絶対いける。

絶対勝てる！と信じた。

いざレースが始まると食い入るようにレースを観戦。

最後の最後のゴール前・・・

マカヒキ、サングレーザー、モズカッチャンが大接戦

マカヒキ勝ったのか！？

ドキドキしながら判定を待った・・・。

どうなるん？どうなるん？

どうか、マカヒキが勝ってますように🙏🙏🙏

と祈った。

しかし、結果はハナ差の2着😭😭😭

（1着：サングレーザー）

またしても勝てず・・・😭

しかし、調子が良いとわかり秋競馬に期待した。

あまりにマカヒキ愛が大きくなりすぎて

とうとう次走の天皇賞秋には

マカヒキ会いたさに

初めての東京競馬場に遠征した。

2017年大阪杯以来、1年半ぶりに会えたマカヒキ😭

もう、感動のあまりパドックで姿を見ただけで震え、涙・・・

もちろん、馬券も買って懸命に応援したが

ここでもマカヒキは7着（1着：デイデオロ）

続く、有馬記念も中山遠征し、現地応援に行ったが

残念ながら10着・・・（1着：ブラストワンピース）

そして6歳

そして、年明け初戦

マカヒキは好走歴のある京都記念出走

この日、私は前日から仕事で名古屋の学会に行っていたけれど

半日さぼって、午後から京都競馬場に向かった。

もちろん、馬券も買って応援！

6歳になったマカヒキ。

ちょっと、不安になってきたものの2番人気。

マカヒキは期待に応えて3着に好走！

（1着：ダンビュライト）

これなら、次走、大阪杯いけるんじゃない・・・？

とさらに期待も高まった。

地元、阪神競馬場の大阪杯

もちろん、現地応援📣

しかし、G1で惨敗が続いているマカヒキは

だんだんと競馬新聞の予想印が減っていき

とうとう、この日は10番人気。

私の持っていた競馬新聞は

誰も印をつけてくれていなかった。

それでも私は応援馬券を買って応援。

レース結果は4着。（1着：アルアイン）

だれも印をつけてくれてない、10番人気

その中で4着ってすごくない？？？

と、それだけでも私はとても誇らしく、嬉しかった。

マカヒキはまだいける！

と確信した。

しかし、続く宝塚記念11着（1着：リスグラシュー）

天皇賞秋10着（1着：アーモンドアイ）と惨敗・・・

つづくジャパンCでもとうとう

馬柱に印をつけてくれるトラックマンさんはいませんでした・・・。

私はこのジャパンCがマカヒキのラストランになるかもしれないと

この日も東京遠征🛫現地観戦。

馬場が悪く、マカヒキはまた無理かも・・・と思ったのですが

最後方から武豊と追い上げてくるマカヒキ！！！

なんと、4着に大健闘✨✨✨してくれたのです。

誰もがマカヒキを見放した中

4着に来てくれたことが嬉しくて嬉しくて

涙があふれてきました・・・。

目を閉じると、何度も何度も

後方から一気に上がってくるマカヒキの勇姿がよみがえり

その度に涙が込みあがってきました。

マカヒキはまだ終わってない、終わってないよー－－！

心の中で叫びました。

でもマカヒキも6歳。

これで引退かと思っていました。

マカヒキ7歳

しかし、引退ニュースもなく、どうなってんの？

と思っていたところ、なんとまた大阪杯に出走と。

大阪杯も絶対見に行くべく、心の準備を整えていたのに

世間はコロナ禍に突入・・・無観客競馬が始まってしまいました。

ひょっとして、このまま、

マカヒキに会えないまま引退してしまうのでは？？？

と心配に・・。

無観客で行われた大阪杯。

その大阪杯もマカヒキは11着と惨敗・・・（1着：ラッキーライラック）

その後、マカヒキの次走について全く情報がなく

ひょっとして、このまま、ひっそり引退してしまうのでは？

と心配になり、時折JRA-VANマカヒキが「現役」になっているか確認した。

すると8か月後

ジャパンCに出走の情報が。

よかった～まだ引退してなかった💦

マカヒキはもう7歳。

もう私の中では、マカヒキが勝利するような

ずうずうしい期待を持つことはやめ、

とにかく、マカヒキが無事で走れるようにだけ祈った。

そしてこの時もマカヒキは惨敗（1着：アーモンドアイ）

これでもう引退よね・・・と思ったものの

年明けになっても引退の情報はない・・・

え？もう8歳やで？

まだ走らせるん？？

もう、お願いだから引退させてあげて・・・と思っていた。

しかし、何度もJRA-VANで確認しても、マカヒキは『現役』

そして8歳となったマカヒキ

情報を待つこと5か月。

マカヒキは今度は「天皇賞春」に登録。

いつ、マカヒキが引退してもおかしくないと思い

必死で天皇賞の指定席をゲット！！

・・・しかし、この日も緊急事態宣言となり

無観客に・・・（涙）

天皇賞春でもマカヒキは8着と勝てず

（いや、勝つより安全にが1番）

その後の出走情報を待ちました。

宝塚記念が終わり、夏真っ盛りの頃

マカヒキの次走が京都大賞典にという情報を聞いた。

もちろん、いつマカヒキが引退となるかもしれない思いでいるので

当然、指定席を確保し、阪神競馬場に観戦に行った。

5年ぶりの勝利

京都大賞典の1番人気は

3冠馬コントレイルを菊花賞で追い詰めたアリストテレス。

こんな馬がいるんだから、9番人気のマカヒキが勝つなんて

恐れ多い・・・

でも、せめて、3着までには善戦してくれたらいいな～

という思いで、いつもの応援馬券と

マカヒキを相手に入れた3連複の馬券を買った。

この時、3連複にマカヒキを入れるか実は迷った。

でも、この時の馬場は少し時計がかかっていたので

以前、関西テレビの競ビートで

元調教師の坂口先生が

「マカヒキは時計がかかる馬場の方がいい」と言っていたのを

思い出した。

ひょっとしたら・・・という気持ちで相手に入れた。

そして、もし、マカヒキが馬券内にきて

馬券を外したら絶対後悔すると。

そんな思いでレースを観てたので

ただただ、マカヒキが3着に来てくれたらいいな～という

淡い期待で現地観戦していた。

観戦場所は掲示板前の外ラチぞい。

マカヒキだけを見つめ、迎えた最後の直線。

マカヒキは馬群を抜け出すべく、すこし躊躇していた。

でも、私たちの目の前で1・2着のキセキ、アリストテレスにとりつこうとしていた。

「マカヒキ頑張れ～～～～！！！」↓写真はお友達から

最後のゴール前はよく見えなかったが

まとめて馬群がゴールした。

周りにいた馬友さんは

「マカヒキやったんちゃう！！？」と。

え？

まさか？

ほんとに・・・？

体が震えながら、ゴール前まで歩いていった。

ターフビジョンにゴールの瞬間がリプレイ。

わずがだが、確かにマカヒキが先着！！！

「さあ、どっちだ！？マカヒキー－－－！」

のアナウンスの瞬間

スタンドには「マカヒキー！！」「マカヒキやー！！」

「おめでとう！！」の声、声、声！！！

鳴りやまぬ拍手の中

ターフから引き揚げてくるマカヒキ。

私は放心状態・・・

泣きながら、ウィナーズサークルまで

勝ち馬となったマカヒキを出迎えに行った。

信じられない・・・

マカヒキが勝った・・・

もう、ただただ感動でずっと体が震えっぱなしだった。

ようやく、ウィナーズサークルに戻ってきて

優勝レイをかけてもらうマカヒキ✨✨✨

ずっと、ずっと見たかったこの瞬間（光景）・・・

レースはG2だけど、勝利する瞬間をずっと夢見ていた。

この5年間、ずっと、ずっと信じて

ずっと応援し続けてきて本当に良かった・・・😭😭😭

今までの長い、長い道のり、応援してきた気持ちが全て報われた瞬間でした。

そして馬券も

単勝3210円

複勝770円

3連複18940円

マカヒキありがとう！！！

感動をありがとう

惜しい競馬も何度もあって、

東京も、中山も遠征、できる限り現地に行って応援した。

競馬新聞から印がなくなって、期待もされなくなってきてたけど

信じ続けてきたマカヒキはやっぱり終わってなかった。

本当に全てが報われた日でした。

この感動を私にくれて、本当にありがとう😭

マカヒキ、最後まで応援し続けるよー！

明日の京都記念も会いに行くよー－－！！💓

ここまで読んでくださった方

長々とお付き合いいただき、本当にありがとうございました。